よくMCで言っていること。
「振り返った時に私は音楽になってそばにいる」
「かならずわたしはここにいる」
「わたしはみんなに歌ってはいない。一人一人に届くように歌っている」
おそらく、レオが昔から好きと言っているミッシェルブランチの歌からとったであろうツアー名、not alone.
今回は届いた。
ミュージシャンとか、ボーカリストとか、そういう存在とは別にむき出しのひとり生きる人間としてのレオがステージで歌っていた。
「明るい面だけ見て生きていけばいい」
「自分に優しく、自分を愛して」
カラカラに乾いた4thアルバム「WE」から2年開けた「TIME」、その翌年「DUO」。
その「TIME」「DUO」のころを振り返り、MCで何回も言っていた。
「わたしは音楽むいていないんじゃいか、とずっと思っていた」
と。
そこから4年。
今回の2023年「Neked」
もう、ごった煮で統一コンセプトは分からない。
とにかくやりたいことをやり切った感は半端ない。
そして、今回のギタリスト1人とレオのアコースティック編成でのツアー。
1st以来、表現したい何かがレオに降りてきたのだろう。
TIME、DUOという音楽的には非常にレベルの高い2枚を完成させた裏で、自らの闇と向き合い、
ちゃんと帰ってきた一人の人間がステージ上で解放されていた。
それをフロアから見上げていたら、とにかく泣けた。
a boyの弾き語りから、shine ~ 僕たちの未来 ~ レモンソーダまで泣きっぱなしだった。
だーだー泣いている俺を見て、レオがステージ上から、しゃーないなー、と視線を投げてくれた(ような気がした)
「ひとりじゃない」
今回は確かに届いた。
で、違和感すさまじいトップ画は、福岡DRUM LOGOSでの公演後に、インスタストーリーで
「会場前の公園で一曲やるよ!」
と、とんでもない動員をかけて、「空と青」をアコギで一節歌ってくれたときのこと。
「SNSで拡散していいよ」
「秋ツアーの宣伝してね!」
とのこと。
LEO IEIRI
TOUR 2023
NOT ALONE
NAKED
最後までソールドアウトしなかった(!?)広島。
その割にはギューギューだったけど(笑)
そして翌朝、会場だった広島パルコの1階で飲んだレモンソーダ。
『無傷のままの心じゃ、泣くことさえできなくて』
まさにその通り。
秋ツアーは、北海道、東京、神奈川、大阪、名古屋、広島とチケット確保済。
高知、仙台を追加検討中。
北海道行けるか!
レオーッ!