引き続き、家入レオ 武道館ライブレビュー。
気にする必要ないとは思いますが、ネタバレすごいです。
はしゃぎまくるMCにちょっとノックアウト気味のまま、なんとかチョコレートまで聞いて、一体どんなことになっちゃうのと怖がっていたHelloを前に前回は力尽き、今日を迎える。
果たしてそのままの乗りで大カラオケ大会は続き、helloも大合唱のまま、予定調和に終わる。
終わっていいのか、このまま、5年間お疲れさま、「芸能界で生きていくレオガンバレ接待コンサート」のまま行くのか。
もう、ちょっと無理。
というところで、一旦衣装替えタイムでインターミディエイト。
武道館は暗転し、録音された過去日記朗読タイムが始まり、濃い過去トラウマ開示的な流れになる。
ステージ奥の巨大ディスプレイに歌詞抜粋含めたメッセージをちりばめた映像が流れ、
いわゆる家入レオっぽくなる、が、さて。
さて、こういうの流すなら、解放された後ではなく、ちゃんと抑圧を見せてくれるんだろうな。
やりっぱなしはよくないぜ、ホントやれんのか?
と思っていたら、姫衣装はやめてストレートの白ワンピースで、アコギ下げて出てくる。
ん?
違和感あるも、ギターのコードを鳴らすとと、一気に期待感高まる。
I Promise you?
今調べると、ベスト盤にのみ収録された曲とのこと。
これはもうちょっと聞いてみたいが、さすがにベストは買わないので、この武道館DVDで繰り返し聞いてみたいと思う。
3rdツアー NHKホールの「Say Goodbye」ほどの破壊力はないが、なんだか期待が持てる、とか余裕かましてみてたら、その後の流れがけっこう凄くて、トップ画の「恍惚」がホント凄いことなっていて、えっと、とにかくすごい、凄い。
何がすごいって?
そんなもの描写できるか(笑)
見てください。
嗚呼、カラオケ大会終わっていきなりこんな異世界にぶち込む、全くなんてことだ。
やっぱ、あなたはすごいよ。
分かりました、ホント凄い。
音作りではない、曲作りでもない、ボーカリストとして本気出すとこんなにすさまじいことになるのね。
これが「音楽は自我ではない」と気づいたってことなのか?
ボーカリストとしてのテクニックと、まさに存在感だけで世界を変えてしまっている。
時空がゆがみそうなので、その辺で勘弁しておいてください(笑)
でも、そういう時は一瞬で終わり、Bless youでは魔法は解けてしまい、なんだかShineもそうだったが意図して走らせているのか、いいか悪いか言われると、そんなに悪くないのだが、走り気味のドラムで若干上滑りのままで終える。
その後は異世界から現世に戻すための、「For you」「a boy」ときて、
え?
まさかのディスクを入れ替えろ?
なんか、大学1年時に熱中したセガサターンを思い出す。
ミストとか、佳境にはいってディスク代えろとか指示が出なかったか?
違ったか?(笑)
まぁ、ちょうどいいので、今日はここでお休みにします。
途中5分ぐらいすごいことになりました。
ホント、凄い。
簡単に見返そうとは思わない、一瞬世界が変わりちょっとエグイことになってました。
皆既日食とか、一瞬何かがおかしくなった、何だろう、何て言っていいのか、わからない。
あんなの、だれも仕込めない。
家入レオさんご本人以外、だれも仕込めない。
いや、愛するがゆえに、ああだこうだと、いろいろ書き散らしましたが、ほんと底なしの才能。
天才。
聴く側がきちんと進化していけば、こんな5分だけじゃなくて、全編を金環日食にして魔界にぶちこんでくれるんじゃないのか?
いや、どうだろう、毒、この毒をわれわれは好き好んで受け入れるのだろうか?
俺は大好きですが(笑)