ウッドポール自作(24mm)

径24mm
長さ 上部1100mm、下部800mmと100mmの2種類
ジョイントは径24mmステンレスパイプを200mmの長さで用意。
ジョイントいれたら持ち運びはもちろんしやすくなりましたし、強度も強くなったような気がします。
前掲の写真ですが、6mm鬼目ナットをいれるための下穴を開けます。
電動工具は買うつもりなかったので、ハンドドリル。
けっこうこれで行けました。
下穴として9mmまで開けておきます。
鬼目ナットはねじ込むタイプにしました。
ヘキサレンチで締め込んでいきます。
ボルトは半ネジと言う途中までしかネジ溝が切っていないものを使用してます。
ネジ溝が見える状態だと、タープを傷つける可能性があります。
本当はオイルステインからニスで仕上げた方がきれいなのですが、色つきニスでいきなりやって手間を省きました。

さて、24mmポールを24mmパイプにいれようとすると削らねばなりません。
そこで導入したのが鋸やすり。
今回はじめて鋸やすりというものを知ったのですが、普通の鉄の板にギザギザをつけたものとは違って、ノコ歯を縦に束ねたみたいな構造になっていて、向こう側が透けて見えます。
恐らく強度はあまりないのでしょうが、とてもよく削れます。
これがなければ、このダボ作成作業は恐ろしい苦境になっていたことでしょう。
おすすめのやすりです。
削る幅は、下部80mm、上部100mmでやりました。
下部にはパイプを固定したままにして、上部を抜き差しという風に使おうと思いましたので、抜き差しの多い上部は削れることも多いため長めにジョイント部分をつけておきます。

パイプカッターで切っていきます。
ポールをやすりで削るときに目安をつけるのにも使いました。

今回の最大の難所。
ステンレスへの穴開けです。
なんと言ってもハンドトリル(笑)
まず、センターポンチで強めに窪みをつけます。

購入したドリルは2.8mmのステンレス用。
400円ぐらいでした。
ほんとはもうちょっと大きな穴が必要ですが、びびって細いの書いました。
二本買う余裕はなし。

緊張の瞬間。
ミシン油をかけて、ハンドトリルながら強気でいくと、螺旋状の削りカスがきれいに出てなんと貫通成功。
ハンドドリルで、できるじゃないかぁー。
あー、マキタとか買わなないで良かった(笑)

いくらなんでも穴が小さすぎるので、いろいろとやりました。
これはマイナスドライバ突っ込んでえぐってますね。


結果として、ジョイント毎にネジをいれました。
短いネジでも基本的にパイプとダボがきちんと接地しているので問題なし。

予想外にうまくできました。
色の仕上げとかは適当ですが、強度含めてポールとしては満足の行く仕上がりとなりました。
次必要になったら、32mmのタモ材でやろうと思います。